こんにちは。元地方公務員のタカキです。
僕は現在、非常勤講師をしながら、フリーランスのライターや中小企業の経営や経理のお仕事をして、生計を立てています。
さて、今回は、公務員を辞めた人の末路と後悔しないための「準備の大切さ」についてお伝えしていきます。
公務員を辞めた人の末路と「準備の大切さ」
公務員を辞めた3人の末路
起業のために退職したAさん
Aさんは公務員から退職後、地元で地域商社を設立しました。最初は不安もありましたが、Aさんが提供する独自のサービスが地域のニーズにマッチし、事業は順調に成長しています。
Aさんは地域の生産者や小売業者と協力し、地域社会に貢献することに情熱を傾け、困難な状況に直面しつつも、そこから学び成長し、地域社会との信頼を築き上げています。
事業継承のために退職したBさん
Bさんは事業継承のため公務員を退職しました。親族の小さな事業所を引き継ぎ、新しい挑戦に立ち向かいました。
地元の雇用維持や技術の継承を志し、苦労の連続でしたが、地域社会の支援を受けながら、着実に事業を拡大しています。
より良い仕事に就くために退職したCくん
Cくんは、より良い仕事を求めて公務員を退職しましたが、まだ新しい仕事は見つかっていません。日々求人情報を探し、様々な面接を受けながらも、理想の職場に巡り会えずにいます。
未知の道に立ち向かう中で感じる不安もあるそうですが、Cさんは前向きな姿勢を崩さず、新しい仕事が見つかる日を楽しみにしています。
公務員を辞める前に一番大切なものは「準備」
公務員を辞めることを後悔しないためには「準備」が大切です。
準備が大切な理由、それは「失業保険がない」から
公務員には失業保険がありません。
公務員には失業保険がないこと、退職金の計算方法については、また別の記事で紹介しますね。
公務員を退職すると、翌日からすぐにスタートする必要があります。
なので、公務員を辞めるには、辞めてすぐにスタートできる準備がもっとも大切なのです。
公務員を辞める前の準備としては以下の3つが大切です。
そして、もしこの3つを準備していく中で、「辞めない方が良いかも」と思った方は、ぜひ、こちらの記事を読んで、今一度、考え直してみてください。
公務員を辞める前の準備
①自己分析する
・自分にとっての幸せとは何なのかを考える
あなたが最も幸せに感じる時間は何をしている時間ですか?
そして、そのために何を心がけていますか?
もし、あなたが家族と過ごす時間に最も幸せに感じ、そのために、仕事を早く終わらせることを心がけているとしたら、あなたは公務員を辞めるべきではなく、違う部署に異動願いを出すことが答えかもしれません。
あるいは、どの部署に行ってもその目的を達成できなかったり、異動願いが通らなかったりするのであれば、公務員を辞め、違う環境を探す必要があるかもしれません。
つまり、あなたがあなた自身の置かれている環境を見つめ直す機会がまず必要です。
そして、その環境とあなたの幸せとの関係について、きちんと整理してください。
・何を大切にして生きたいのか
人が何を大切にするのかは様々。
家族、お金、自己実現など、まず、あなたが何を大切にしているのか整理しましょう。
そして、その何かを大切にするために、どうすればいいかを考えてください。
キャリアアップしたいのであれば、転職したほうが良いでしょうし、あるいは、自分のやりたいことを仕事にしたいのであれば、起業を視野に入れたほうがいいかもしれません。
・人生の目標はなにか?
あなたが人生で成し遂げたいことは、あなたの「幸せ」や「大切なもの」と繋がっていますか?
自分の価値観をしっかり整理すると、自分のいるべき環境が見えてくるはずです。
そこでようやく、公務員を続けるべきか、辞めるべきか、判断できます。
自己分析の方法は、たくさんありますが、この「価値観マップ」がもっともスッキリとしていますので、ぜひ、参考にしてみてください。
②次に進むべき方向を決め準備する
・まずは「起業」か「転職」どちらか決める
自己分析が出来たら、自分が進むべき方向が見えてきたのではないかと思います。
「起業」か「転職」もしくは、このまま公務員を続ける選択肢もあるでしょう。
いずれにせよ、後悔しないよう、その時々で考え抜いて、判断することが大切です。
そして、判断したら進むのみ。
・起業のための準備
僕自身、起業を選択しました。
今は個人事業主となり、様々なことを仕事にしています。
起業のために必要なこと、それは起業の先に未来があるのか、徹底的に調べ、考え、勉強し、人に会って話を聞くことです。
起業については、別の記事で詳しく書こうと思います。
・転職のための準備
公務員から転職する人は多くいます。
まずは、自己分析を基準に、公務員から転職した人のブログや転職したい業種、または企業のサイトを徹底的に調べてください。
転職サイトや企業の口コミなどを参考にすると調べやすいです。
③最後に「徹底的に準備」
・決めたら進むしかない
向かうべき方向が決まれば、あとは徹底的に準備するしかないです。
もちろん、その準備の過程で、考え直すこともあるかと思います。
それはそれで大切なことです。
「公務員を辞める」そう考えたのは一時の感情からかもしれません。
しかし、自己分析を踏まえ、もう一度考えてみることで、自分の人生が好転するきっかけを与えてくれます。
・ゴールから逆算し、徹底的に準備
もしあなたが、公務員を辞め、「起業」か「転職」どちらかに進むことを決めたならば、そのゴールから逆算し、徹底的に準備してください。
むしろ、そこまでいけば、あとは、徹底的に準備することしかできません。
言い方を変えれば、悩む必要などなく、あとは徹底的に準備するだけで良いのです。
公務員を辞めることは人生を好転させる手段
人生において間違った環境に身を置くことはよくある
通っていた学校で学級崩壊が起きていて全く勉強が出来なかった。
入った会社がブラック企業で身体を壊してしまった。
人生において、このような環境に身を置くことになることはよくあります。
環境には「学級崩壊」や「ブラック企業」など分かりやすく悪いものだけでなく、サークルや友人関係など「居心地の悪さ」程度にしか気づけないものもあります。
公務員が合わないこともある
公務員という仕事や、その職場の環境が合わないことは当然あります。
だからこそ、自分向き合い、自己分析し、自身が置かれている環境を俯瞰して整理することが大切です。
環境を変えることで、人生を好転させる
あなたが今いる環境は、他の人には普通でも、あなたにとっては苦しいものかもしれない。
そんな時、苦しさから逃れ、人生を好転させるには、環境を変えることが有効です。
そして、環境を変えることで、人生を好転させることができるかもしれません。
後悔しないためにしっかりと準備しよう
今回の記事では、公務員を辞める前の「準備の大切さ」をお伝えしました。
公務員を辞める前に、準備が最も大切です。
そして、その準備の過程で気づくことがたくさんあります。
それらを踏まえてしっかりと考え、準備することができれば、きっと後悔しないはずです。
しっかりと準備して人生を幸せにしていきましょう。
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